トップDiaryトップ2004年 5月の日記

2004年 5月の出来事 
着工〜 基礎工事開始 木工事開始 上棟式を行う 屋根板金工事開始


5月6日

上棟式をやるかやらないか施工さんと打ち合わせをする。「どちらでもいいよ」と

言ってくれたが私は大工さんたちに寸志だけはあげたいと思っていたのでこれを伝えると、

「それだったら上棟式が出来るからやろう!
                           一生に1回あるかないかのイベントだから」


というので色々話し合った結果、略式で上棟式を行うことに決めた。

これは、金がある、ないの問題ではない。これから一生住む家を作ってくれる施工さん達と

大工さん達への施主としてのささやかな誠意である。

5月7日

いよいよ着工

基礎工事が始まるとの連絡がある。基礎はベタ基礎で作り上げるという。

しかし今日は仕事が忙しい為、現場へ行くことが出来ず。

5月8日

昨日、インターネットで家に関するHPを見ていたらどのサイトも

「地盤調査は必ず行うべし!!」

みたいなことが書いてある。そういえば、土地を購入する時、地主さんからは

「役所のボーリングデーターを見てもらえば分かるが、この辺一帯は頑丈な地盤で

心配をする必要は無いよ」

と教えてくれていたが、なんだか心配になってきた。

というか、着工に至るまでの設計や銀行の融資で頭がいっぱいで地盤調査という文字が

完全に頭の中から消えていた。電話で地盤調査について聞いてみると、

「そんなに心配なら工事を一旦中止して地盤調査をすることが今の段階ならまだ出来るけど

この費用は申し訳ないけど別途でいただきたい。おおよそ4〜5万円を考えてもらいたい。」

とのこと。一日検討させてくれという私の返事で昨日の電話は終了した。

そして今日、近所の人に宅地になる前はどのようなものだったのか聞いてみると、

やはり謄本の通りで昔から畑だったようだ。近所の人も「この辺の地盤は硬いよ」と言う。

午後、どうしようか迷っていながら何気にHPを見ていたら“ジオダス”とうサイトに巡り合った。

このサイトは住宅地盤情報提供をフリーで(会員専用もあるが)公開しているサイトで

試しに自分が購入した土地を地図から探してみると、

“ビンゴ!!”と言いたいくらい私が購入した土地のすぐそばに

優良地盤というマークがあるではないか!これを見て気が楽になり、

そのまま工事を進めてもらうことに決めた。

←地域ごとの地盤情報が満載です


5月9日

現場に行く。砕石が敷き詰められ、きれいに突き固められていた。

鉄製の型枠も取り付けられていた。うーん、でもまだ小さな空間に感じてしまう。
水盛りをした時の木枠の高さまで
ちゃんと基礎が出来ていた。
基礎ってこんなに高い
ものなんだ。

5月10日

群馬銀行へ行き、未提出だった建築請負契約書を提出。

見積書と金額が一致しなかったので、(見積後に食器洗浄器の追加をした為)

見積書の一部訂正を施工さんにしてもらう。
建築請負契約書と見積書の金額は一致しているか確認しておくとよい。
一致していないと私みたいに2度手間となってしまう。

5月11日

現場に行く。ちょうどコンクリートの流し込みをしているところだった。

下には防湿シートが敷かれていると現場監督が言った。

これを敷くことで下からの湿気を防ぎ、シロアリ対策にもなるという。

仕事中だというのに素人の私には分からない部分を細かくと説明していただいた。

ありがとう。
鉄筋が張り巡らされているのが
お分かりでしょうか?
これで、より頑丈な基礎が
出来上がるそうだ。

施工さんから建築確認通知書が届いたので明日銀行に提出するとの電話がある。

これで銀行に申請する書類が全部そろった。

5月12日

施工さんから銀行に融資を申請する為の下準備が完了したとの電話がある。

後は決済日を決めて実行するのみ。

5月13日

現場に行く。基礎もほぼ完成のようだ。後はコンクリートが固まり、

鉄枠を取ればいいだけなのかな?
家の大きさがこれで大体分かってきた。
施工さんも言っていたが
やはり「小さい」が本音である。
垂直に立ちあがるアンカーボルト。
これで基礎と土台を連結させる。

そして寸の狂いも無い配列。
これも職人技である。


5月15日

基礎工事が終わったと連絡があり。現場へ行ってみると

家の土台となる木も既にはまっていた。

基礎のコンクリートと家の土台となる木の間に隙間があるのはパッキン工法というもので

この隙間で基礎部分の換気をする。だから従来の基礎の部分に換気口がない。

色々なメリットがあるそうだ。(一番下のチェックポイント参照)
家が完成してしまうと
あまり見られなく
なってしまう
“悲しき”基礎。
でも家を建てる工程で
一番重要な部分では
ないだろうか?

5月16日

現場に行く。足場が組まれていた。

上棟って屋根まで骨組みができると聞いていたけど2日前なのにこんな状態で

間に合うのだろうか心配になり、施工さんに電話をする。そして施工さんが私に

「上棟時に今の状態から一気に屋根まで柱を組み立てていくものなんだ。
                             
                              だから上棟は一大イベントなんだよ。」


と教えてくれる。私はてっきり上棟の時には屋根の骨組みの木材を組み立てる位で、

あとは上棟式を簡単にやって上棟祝いを入念にするものだとばかり思っていた。

またしてもかなり勘違いしていたようだ。
想像以上に幅が無い
足場。こんな所で
力仕事をするなんて
大変だと思った。

5月17日

近所の挨拶まわりをする

一週間前にはすでに施工さん達だけで近所の挨拶まわりをしてもらっていたが

今日は、施主である私と施工さんで挨拶まわりをした。

手ぬぐいと菓子折を片手に8件ほど挨拶をした。

たぶん一生住むこととなるだろうこの地、近所の人達とは仲良くやっていきたいものである。
手ぬぐい・菓子折代⇒6500円出費

5月18日

上棟式を行う

朝8:00早速現場に行った。既に8人もの大工さん達が作業に取り掛かっている。

棟梁は朝6:30に現場へ着いていたと聞く。本当にご苦労様です。私は夕方行う上棟祝いの

準備で何度か現場を離れては戻るが現場に戻るたびに柱が次々組み立てられていく。

「もしかして休日は皆でウォーターボーイズ?」
↑「これいまいち」とか「つまらない」という意見が続出した為、訂正。(2004年10月8日追記)

と思いたくなるほどのすごいチームワークである。そして夕方5時、屋根まで柱が完成して

親や親戚を呼び、上棟式を行った。今回のメインイベントの上棟式・・・

まさか屋根の頂上で式を行うとは思ってもみなかったので足場からよじ登り、屋根の上に

登った途端、足が震えて動けなくなってしまった。
(Wとんがり屋根はかなりの急斜面であった)

私が動けない為、式がなかなか始められない。

「このままじゃ、みんなと屋根の上で一夜を共にしてしまう」

とあせった私は勇気と男達と一夜を共にしたくないという一心でどうにか振り返り、

やっと式が始まった。棟梁の意向で棟梁の親父さんが式を取り仕切って

神妙に行われていった。そして最後に祝杯を飲み、1本締めをして式が終わる。

そして「賽餅賽銭」と言って、施主が屋根から餅や小銭を撒く風習があり、私は予算的に

これは出来ないと思っていたが施工さんや近所の人の心意気で餅や小銭の変わりに

小分けにした袋詰のお菓子や日用雑貨を用意してくれて一番上の足場からこれを

私や施工さん達が空からまき散らし、地上にいる子供達や式に来てくれた人達に

取っていただき式は終了。私にとってはメインの上棟祝い(要は宴会)へと移った。

施工さん達(施主も含め)個性の強い人々ばかりの集団で案の定、近所迷惑なくらい

上棟祝いは盛りあがっていく。その勢いで施工さんが

「2次会いっちゃおうかぁ?」という一言に賛成した(共感した?)

私が棟梁の仕事カーを乗っ取り、皆を車に押し入れて、久々に暴走しながら
(もちろん暴走迷惑違反行為にならない程度。ちなみに私はお酒が飲めない為、飲酒運転にも引っかからない)

町場まで繰り出し、2次会もやってしまう始末。2次会はさらに色々な意味で

大盛りあがりだったがあまりにも“はじけて”しまった人が数名いた為、(内1人は施主)
(要は放送禁止用語みたいなもの)

ここに書き残すことは遠慮したい。

上棟式、地鎮祭以上に省略する人が多いと聞くが実際、私はやってみて

確かに大変な部分もあったが

これからこの家に携わる人たちとのコミュニケーションが図れ、

信頼関係も深まり、親にも安心させることができ、

地鎮祭以上に上棟式をやって本当に良かったと思っている。

今日は久々腹の底から笑えた一日であった。後でいい思い出になることは間違いなし!!
魚や・米などお供えにかかった費用
大工さん達への寸志             ⇒計約110000円出費
昼飯、上棟祝などの食費
AM8:30頃
8人の大工さんたちがチームワークよく
着々と組み立ててく
ずっと見ていたかったが
上棟祝いの仕入れをしなければ
ならないので一旦退却。
PM1:00頃
既に半分以上が仕上がっている
画像には見えないがクレーン車が
柱を上まで運んでいる。
pm4:00頃
あとは屋根の骨組みを取り付ければ終了。
本当に1日で終わってしまった。
上棟式
こんな所で行うとは想像できなかった。
お供え物の中央にそびえ立つ破魔矢は
後に屋根裏に取り付けられるそうだ
菓子袋をまき散らしている最中。
気分は節分の日に境内の上にいる貴乃花。
夕方から天気が崩れる予報だった為、
式が始まる前に
屋根の防水シートと壁の防湿シートを
棟梁が気合を入れて取り付けていた。
通常、上棟の段階ではここまではしないと
施工さんが言う。
私も施工さんも棟梁の配慮に
感心していた。

空からまいた菓子袋を拾う子供達。
こんな高い所で職人さんたちは平気で力仕事を
してるのだから恐れ入る
「○カと煙は高いとこ、ア・ハ・ハァ〜ン」
なんて私はもう決して言わない。
上棟祝
中締めをして助っ人に来てくれた
大工さんたちは既に帰ってしまったが
宴はPM9:00頃まで続いていった。
ちなみにここは今日建ちあげた家の
下です。
宴も終盤なので最後に記念写真。
まだ沢山の人たちが裏にいたが、
全員で記念写真を取れなかったのが
唯一の心残りだった。
その後、この写真の一番奥にいる
“アロハ〜”見たいな手のポーズをしている人が
2次会の主役へと踊りでていった・・・


上棟式について


5月19日

銀行へ決済時に必要な申込書を記入しに行く。

もうここまで何度も銀行へ足を運ぶと、対応してくれている

おばちゃんとも友情が芽生える、と私はひとりで勝手に思い込んでいる。

5月21日

屋根板金工事が始まる

家の屋根は最近主流になりつつあるコロニアルという屋根材を採用したとのこと。

コロニアルは何色かあるそうだがシルバー色は新素材でまだあまり出回っていないという。

自分も屋根まで登り確認してみた。コロニアルを貼り付け始めた段階を見てしまった為、

なんだか同じ格好をした薄い板を重ね合わせているだけで正直、あまり良い印象ではない。

心配になり、次の日の午後、再び現場にいくと既に仕上がっていた。

屋根全体にコロニアルが張り付いているだけで

見た目の印象が全く変わってしまう。昨日の予想に反し、綺麗だ。

そして今度は遠くから眺めてみると太陽の光に反射した屋根の色がとても綺麗であった。

つまらない気を揉んでしまったが屋根も満足である。
この段階ではあまり良い印象が
なかった。コロニアル
今になっては「なぜだろう?」
と思うだけである。
写真の画像では分かりづらいが
もっと実際には明るく見えた。

屋根の形状と種類について


5月24日

26日が決済日の予定だったが都合により延期


   基礎と屋根工事について


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