昨日に続き、建具屋さんが障子の設置をしていきました。はなれの和室は障子で囲まれます。
採光を考慮してのこと。障子も建具屋さんの手作りなのがうれしいです。
乾麺の蕎麦ではなくて純手打ち蕎麦を食っているみたいな・・また食いモンかい
障子は日本が世界に誇るインテリアなんて私が買ってきた住宅本に書いてありましたが
オニハウス建築時には全く障子に興味がなかった私。
実際、オニハウスには障子が1つもありません。しかし、はなれに障子が設置されてみると・・・
私の障子に対する価値観が変わってしまいましたぁ〜 ┐('〜`;)┌
なんてたって障子から差し込む部屋全体を覆うようなやわらかい光がいい!
レースカーテンみたいに光が直接差し込み、光と影がくっきりと分かれるような空間にならないのです。
あとは夜に照明をつけた時、照明の光を反射(?)したような感じの障子を見ていてとても趣があります。
そんな日本と私が世界に誇る障子(おい、
建具屋さんはというと・・・設置するのにすごく大変そう。
柱の曲がり具合を見ながらカンナで障子の框を削ってはピタリと合うように調整をする・・・
何度もこの作業を繰り返しです。調整だけでほぼ一日がかり。
建具屋さん曰く、
「1ミリの隙間を埋めるのがとても難しい」
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↑ビバ!建具屋!職人のワザですな!
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←障子構成部分の呼称
はなれの障子は2本の竪子を中央に寄せて(吹寄せ)
横子多く入れた障子、吹寄横繁障子です。
左画像の障子は土間と和室を仕切る
腰板付の吹寄横繁障子の引違い。
腰板は私のわがままで付けてくれました(笑
腰板の高さはアクト代表が調整。高さがグット!
ビバ!アクト! ちなみに素材は杉。
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南面に取り付けられた吹寄横繁障子。
上段と下段に分かれた引違い。
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北面は雪見障子になっています。
雪見障子とは
障子を上下に分割し、下部にはめ込んだ小障子が
上下して外が見えるようにしたもの。
普通外側にガラスを入れる。
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障子って形状のだけではなく、骨組みの組み方の違いでも沢山種類があって
奥が深い建具だと思い知らされました。
建物の洋風化で設置が減少傾向になりつつある障子。
障子紙の貼替えが面倒臭いのもあるのか?
だけど障子に囲まれたやわらかな光が差し込む空間もいいモンです(笑
私も今日まで気がつきませんでしたけどね -y( ̄Д ̄)。oO○
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