柱・筋交い シロアリ対策 床下断熱材 フローリングについて


○柱・筋交いについて

⇒通し柱(1階から2階まで伸びる柱)と管柱(1階と2階を1本の柱で通さず、

    横架材で中断された柱)があります。

筋交い⇒柱と柱の間に斜めに木を入れることで地震などで柱が歪まないように安定させるもの。

補強金物⇒基礎・土台・柱などの構造部材の結合部分に取り付ける金物。       

重要な通し柱は耐震性の強い素材を使っているか?ヒノキや日本ヒバが良い。

中でも集成材(木を薄くスライスして接着剤で結合し、圧縮した材木)は無垢材よりも

強度が強く歪みも少ないが、もしも接着効果が薄れたり、接着が不完全な時、

結合部分がはがれ、二つに割れたりしてしまう場合があります。

そんな訳から集成材は通し柱には向いていないとも言われています。

しかし、構造用の集成材を通し柱として使う業者もあります。

力がかかる重要な通し柱には耐久性の無い天然木材を素材として使うのは考えものです。

柱や梁は設計図通りの所定の位置にあるか?本数は合っているか?

柱や梁、筋交いの必要数は家の床面積との計算上から成り立っています。

設計図通りに柱などがないと当然、地震時の揺れや台風時の持ち上げようとする力に対して

家の抵抗力が弱くなってしまいます。設計図に柱・筋交い・梁の数やサイズが記してあるので、

設計図と照らしあわせ、自分の目で確かめておくと良いです。

柱や筋交い、梁の結合部分がしっかりと接合されているか?ズレや隙間がないか?

これも当然、家の強度が損なわれるので確認しておくとよいです。

結合部分の補強金物がしっかりと締まっているか?ぐらつかないか?

木と木の結合部分は圧縮される力には強いですが、引っ張られる力に対しては弱いので

それを補う為にボルトや金物を結合部分に取り付け、より頑丈な家が作れます。

ほとんどの柱や梁にの結合部分はなんらかの金物で固定してあると考えておきましょう。


○集成材か?無垢材か?

無垢材(むくざい)
一本の木で作られた天然木材
特徴

木本来の質感や風合いが魅力。化学物質を含まない為、

シックハウス症候群のような健康に害を及ぼすことがありません。

自然素材なので反り、割れ、ヒビが生じることがありますが

乾燥技術の進歩により、かなり反りなどの問題が解消されています。

内装の材料に使う場合は、多少の反りや隙間が生じることは認識しておく必要があります。

集成材(しゅうせいざい)
一定の基準に基づいてスライスした板又は小角材を人口乾燥で良く乾燥させた後、

木の欠点である節や割れを取り除き、木材の繊維方向をほぼ平行にして

接着剤で集成接着した木材


特徴 

割れ、ねじれ、狂い、曲がりなどの発生が非常に少ない。十分に乾燥させるので、

木の老化の原因となる水分を放出するので強度、耐震性が増します。

腐れ、割れ、死節などを排除してから集成するので天然木の欠点がない木材が出来ます。

接着剤にはシックハウス症候群の原因物質でもあるホルムアルデヒトが放出されますが

接着剤の進歩により、かなり解消されてきています。     

集成材


木材の特徴をまとめてみると、おおざっぱに2つの考え方が浮かびます。

健康住宅を作りたいのか?(無垢材) より丈夫な家を作りたいのか?(集成材)

集成材が良いのか?無垢材が良いのか?施主の考え方次第です。


○シロアリ対策について

新築時にシロアリ予防として薬剤を柱や土台に塗るが、これはあくまで

防腐にも対応したシロアリの予防処置であり、駆除ではありません。

シロアリの進入を防ぐ一番効果的な方法は、ベタ基礎に薬剤を注入した土台を

使用する工法だといわれていますが、100%シロアリを駆除する方法は

今の所無いので、定期的に点検して早期発見、早期駆除をしていくしかないのが現状です。

シロアリを調査する時のポイント

○土台、床下の基礎などにシロアリが作ったトンネル(蟻道)がないか調べる。

○床下の木材の継ぎ目や隅に盛土がないか調べる。

○シロアリは木材内部だけ侵食するので、表面から強く押したり、
  たたいて空洞音がしないか調べる。

○土台や束柱が食害されると、床がふわつき、沈んだり傾いたりする。

○5月から7月ころの夕方、羽アリが群れて飛べばシロアリがいる証拠である。

家の天敵 ヤマトシロアリ

シロアリの被害にあった床下



○床下断熱材について

根太と断熱材が隙間無く敷かれているか?

隙間があると冷気がもれ、建物が冷えてしまいます。断熱材は根太に挟むだけのものが

多いいので寸法など狂いが合った場合(まずないが)、断熱材が落ちていたという実例もあるので

床の工事が終わった後に床下を確認できるようだったら床下収納の口から

見ることが出来るので覗いてチェックしておくのもよいです。



○フローリングについて

素材種類、施工方法など様々な種類があるのでメンテナンス性を重視するか本物の質感を

求めるか、素材を無垢か合板にするかなどを基準にして選択していき、

快適性やデザイン性、機能性など様々な観点から現物のサンプルを実際に見て触り

施工さん(専門家)と検討していくのがよいと思います。

↓構造にも色々ありますが代表的な2つのフローリングの構造の違いを比較してみました。

無垢材フローリング

・天然木をそのまま使用しています。

・木の質感を感じられるが乾燥や湿気の度合いで反りや隙間が生じます。

・パイン材のような柔らかい素材は傷つきやすい。

・日頃のメンテナンスが必要。コストが高め。

・ナラ・パイン・サクラなどの木の固有名詞で表記されている。

WPC床材フローリング

・本物の木を薄くスライスした板(単板)にプラスチック樹脂を注入したものを

 下地合板(ベニヤ)にはりつけた床材。

・傷つきにくく、耐摩擦性に優れている。

・メンテナンスは楽だが木の質感は失われる。

・木の固有名詞ではなくダーク・ナチュラル・ブラウン・ライトと表記されている。

   無垢材フローリング           WPC床下フローリング


このチェックポイントは素人が独学で書き記したものなので誤った点や誤解されやすい表現などが
ありましたら
掲示板に書き込みをお願いします。ご指摘がありましたら随時直していきたいと思っています。

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