ほぼ決まりかけていた平面図を眺めていると1つ気になるところがでてきました。
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オニハウスとはなれの隙間が
50pしかねーじゃん!
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最初のうちは和室の間取りもいい感じだし、その代償として致しかたないと思っていましたが
日が経つにつれて50pの隙間が気になってしょうがなくなってしまい、
メジャーを片手に家が密集している街場へでかけました。
不審者疑惑覚悟(慣れたもんさ)で誰んちかも分からない家と家の隙間の距離を計り続けること20分、
やっと50pの隙間を見つけ、どんな雰囲気なのか体験することに成功!
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狭っ!!
私の場合、
横に向いてなおかつ腹を引っ込めないと
奥に進めなそう・・・・
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オニハウスとはなれに挟まれた隙間・・・・
このスペースは増築完成後にウッドデッキでもDIYすれば面白い空間になるのでは?
なんて妄想していたのに・・・。
そんなことよりオニハウスのリビングの採光も心配になってきてしまいました。
早速アクトに
増築部分をできるだけ南側隣地境界線ギリギリまで配置をして
オニハウスとはなれの隙間を広く取りたい
と連絡を入れました。が、しかし・・・。
建築基準法では簡単に言っちゃうと日影規制等など、いくつかの規制をクリアーしていれば、
通常は隣地との離れの規定はないけれど
民法では隣地境界線と建物の距離(離れ)を50cmとらなければならないという法律があり、
これが暗黙の了解になっているとのこと。
だから南側境界線までギリギリに建物を配置して建築許可の申請をした場合、
建築基準法上では通るかもしれないが民法でお隣さんから訴えられる場合もあるとのこと。
実際裁判に至ったケースもあるそうです。
要するに図面の間取りの建物では隣地境界線から50p離して建てた場合、
スペース的にいっぱいいっぱいでオニハウスとはなれの隙間は50p以上を確保することは
不可能だそうです(泣
心配になってしまったオニハウスのリビングの採光は隙間を広げれば広げるほど確保できるのは
間違えないのだけど、はなれの北側外壁を明るい色の外壁材を使用してカバーするそうです。
はなれを南側に移動をさせる目論見は玉砕orz....
しかしまだあきらめきれない私はそれならばと、今度は
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はなれを45cm南側にバック
してみたらどうか?
と思いつきました。
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しかし母親の居住スペースが狭くなってしまうので親に相談。
母親の返答はというと・・・・
「長細い部屋は使いづらいから嫌だ!それなら土間は要らない」
困まりました。オニハウスとはなれの隙間を50p以上離すのは無理な話なのだろうか?
母親がもう一度図面を見直そうというので母親の家に行き、熱く会話をすること約2時間、
素人なりの発想ですが何となく答えがでてきました。間取りを一部変更。
再度アクトに親と話し合った一部変更の相談をしました。
「どうしても50pの隙間が納得できない。できればもう少し広くしたい。」
「和室の北側を45cm南側にバックして南側の土間を東側にもってきたらどうだろう?」
「分かりました。もう一度間取りを考え直しましょう。プランを新しく作ってきます。
住む人が納得できなければいけませんから。」
ということでアクトも快く受け入れてくれてプランは作り直しという展開に。
アクトさんほんとすみません。間取り的にはとても気に入っていたのですが・・・。
オニハウス建築時、悩んだ末に建物の南側全面を45cm広げて大成功したオヤジ家、
増築では45pの隙間の確保に悩まされる。
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←私と母親が熱く語り合った形跡。
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