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2006年12月の出来事

 大工工事B

床造作(松の縁甲板・上がり框) 勝手口サッシ取り壊し
 

12月23日

松の縁甲板 
 

外壁が貼られるまで降って欲しくなかった雨。

一時的にパラつく時は何度かありましたが

今日は朝方から小雨がずっと降りっぱなし・・・・。


出勤前(今月は5日に休んだだけでずっと暮れまで仕事orz...)

朝のモーニング缶コーヒーを大工さんに差し入れたついでに

このままの状態でも雨漏りは大丈夫なのか聞いてみました。


「このくらいの雨なら防湿シートでも大丈夫だい!

        防湿シートは空気は通すけど雨は通さないよ。土砂降りなら心配になっちゃうけど。」



大工さんのお墨付きを頂いたので一安心。

大工さんの仕事も終盤を迎え、

床の造作をしています。

和室南側手前のフローリングを

貼っている最中でした。




このフローリングの木材、素人の私でも無垢だと分かりましたが細かく真っ直ぐな板目が

すごく綺麗でどんな代物なのか大工さんに聞いてみると・・・・。


普段は無口で いぶし銀な大工さんですが

この時ばかりは人格が変わったかのように誇らしげに熱く語りだしました。


「フローリングなんていうもんじゃないよ!

             これは
松の縁甲(えんこう)板
(ALL About)って言うんだい!
                        
柾目(まさめ)
(ALL About)の白木板だ!ホラホラ見てみ!

            年輪が細かくて真っ直ぐだろ!厚みも15oあるしねぇー

ブッ太い木じゃないとこういう板は作れないんだ、今ではなかなか手に入らねーし、

            その辺の高級住宅でもこんなん使うとこあまりないよ!!」


大工さんに洗脳されまくった私はもう感動しまくり(笑

そう言えばアクト代表も設計図が完成した時、


「ここは松の縁甲使っちゃうからね」

と力強く語っていたっけか。


援助交際みたいな松だなぁ〜」なんて思いながら聞いていた私が今になって恥ずかしい(。-_-。)ポッ


皆さん、松の縁甲は素晴らしいけど援交はいけません。




PM 11:00家に帰宅。

外は土砂降りの雨、風も強くて横なぐりな雨が降っていました。

車から庭に出るや否やはなれが心配になり直行!






(_□_:)!!雨漏りしてるじゃん!(大泣


どうにもすることができないし、ただ立ち尽くして途方にくれる私。

「ネタになるかも♪」なんて頭の中によぎりましたが

そんな気力、一瞬にうちに消えてなくなりました(泣

あー、柱と断熱材が心配だ。


12月24日

上がり框
 

朝出勤前、昨日とはうって変わり、私が雨漏りしていたことを大工さんに熱く語りました。


「悪かったネェ〜、ちょっとした隙間から雨が入っちゃったんだなぁ〜

             雨が一旦通ちゃうとそこが通り道になっちゃうんだよ



ボソッ・・・昨日と言ってること違うじゃん!


よーく雨漏りしていた箇所をチェックしておいてもらうことに。



今日はクリスマスイブ・・・さすがにこの日ばかりは職場(コテコテの和食屋)の

夜の予約客が一組も無かったのではやく店を閉めてPM7:30頃帰宅することができました。


はなれを見ると明かりが灯っていてまだ作業を行っている様子で

中を覗くと大工さんとアクト代表が作業用ライトを照らしながらがんばっていました。


「雨漏りほんとすみませんでした。問題はなかったです。」


とアクト代表もお詫びをしてくれて、私も柱などをチェックしましたが大丈夫そう。

ひとまず安心というところか。

縁甲板の床貼りが完成していました。

うーんすごく綺麗。

はなれの目玉の一つになりそう。

水廻りの床にも松の縁甲板が貼られました。

すでに貼り終えていてクッションシートを敷き、

養生テープで固定して

傷がつかないように養生していきます。



大工さんは土間と和室の境の

上がり框(あがりかまち)(ALL About)

付近の造作してました。

檜の羽目板をボンドで接着をし、

釘で打ち付けてはめ込んでいました。


上がり框の横木材はカリンを塗装したもの。

日本でよく見られる果物のカリンとは

全くの別もので東南アジア産の木材。

日本語名が「カリン」なだけ。

別名 ナーラ ローズウッド ブミンガなど

国によって呼び名が違うそうです。

とても頑丈そうな見栄えで

明かりに照らされた光沢と陰影がいい感じ。


「今の住宅って和室でもこういう上がり框が少なくなっちゃたよねー。

 洋風な和室が多くなっちゃったからなぁ〜」


アクト代表がつぶやいた↑の言葉が印象に残った2006年のクリスマスイブ。


12月25日

勝手口破壊 


昨日、オニハウスの勝手口サッシも取り外されました。

サッシは再利用できるスペースがどこにもないので

アクトに引き取ってもらいました。

増築にあたり唯一のロスです。

左画像は24日の様子。

今日、はなれ側38度線(?)のまわりに断熱材が入って

石膏ボードが壁に貼られました。

コンパネで入り口は塞いであります。

オニハウスから見たところ。

今回の増築、勝手口を取り外すだけなので

「新築なのにもったいない」

とあまり思わなくて済むのがいいです。

大工さんが土間の埋め込みニッチの

下地を作って仕事を切り上げました。

建具屋さん作る下駄箱を取り付けてから

ではないと石膏ボードが貼れないそうなので

土間の南壁はいまだ断熱材がムキ出しな状態。

これにて大工工事は一旦終了。

あとは細かい部分をたまーにやりに来るだけ。

時間にして約2週間、早かったナァ〜


出勤前に大工さんにお礼とお別れの挨拶をして、しぶしぶ現場を離れました。

大工さん、私はもっとアナタの作業を横から覗き見していたかったです。

仕事追われる日々が続いてあまりコミュニケーションが取れなかったのが残念。


松の縁甲板の切れ端を記念に頂きました(笑




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